鋭意制作中
瀬戸直(tadashi seto)
造形作家
紙や活字の立体作品やインスタレーションを主とし、サイアノタイプやランド・アートも行う。
アートディレクター、京都芸術大学非常勤講師、臨床美術士
臨床美術のワークショップ アートリフレッシュ 主催
京都造形芸術大学卒
京都府生まれ
『臨床美術』及び『臨床美術士』は、日本における(株)芸術造形研究所の登録商標です。
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クリニカルアートのワークショップ
アートリフレッシュ
2020.01.01 0時と2020.12.31
23時をポラロイドで二重露光で撮影した作品。
まだ続いているが厄災の一年を撮る結果となった。
(JAPAN PHOTO AWARDのスピンアウト企画INTUITION
LABELの写真集『377975km2』に収録)
人が決めた時間が気になり、2018.12.31の夜と2019.1.1の朝をポラロイドカメラを使い同じ木を二重露光で撮影した作品。
小川未明著『いろいろな花』を著者が活躍した時代の文庫本から文字を切り出した。作中に出てくる花や同じ季節に咲く花の押し花を標本化。切り出した文庫本もタイトルに花がついたものを使用。全16巻(写真は第六巻)2017
夏の終わりの蝉の死骸が寂しくサイアノタイプをガラスやコンクリートの上に置いた。2016
私とバス停の時間。2016
大自然の中で石や流木がバランスを維持して橋のような形のゲートを保っています。我々が生きていることも、大自然の中の絶妙なバランスの中にあるのだろうなと思います。このバランスを崩壊させることは実に簡単なことです。このゲートのこちら側と向こう側の景色は何が違うのでしょうか…since 2014.
電子書籍に対して「モノとしての本」を見つめ直した作品。(全七巻) 2010
捨てられて行くチラシのエッジの色と形状が気になった作品。2012
多くの人の手で出来上がったチラシが世に出てもすぐに捨てられる存在に標本箱の蝉の姿を映した。2011
平安時代の文字絵「あし手」(葦手や蘆手とも書く)の面白さに着目し、仕掛け絵本のような「かわり屏風」で製本。2010
夏の日差し、蝉の亡がらをサイアノタイプで表現。2014
ハンブルグ「TEGAMI」プロジェクトの作品。
独語の諺「papier ist geduldig.
」をあしらい3.11後の原発、日本、そして日本人を皮肉ったハガキの作品。
「TEGAMI」プロジェクト 2011
お世話になっているギャラリー向けの年賀状。2011
チラシをベースにモノタイプで印刷したグーテンベルグ42行聖書上巻。日々捨てられていくポストに投げ込まれるチラシ。その存在を通して、大量生産大量廃棄の社会への問いかけ、その源流への追体験を含む作品。2010
捨てられたチラシを拾い上げ、安心できる場所、巣を作る。2012